愛された放言王 フィリップ殿下が96歳で引退

エリザベス女王の夫、フィリップ殿下が最後の公務を終えました。殿下は引退しましたが、女王は生涯現役を貫く意向で公務を続けるようです。フィリップ殿下は放言が多いことで有名で、なにかと世間を騒がせていました。 
※フィリップ殿下の似顔絵は、微妙なものが多い。

フィリップ殿下放言集

1.エリザベス女王の戴冠式の後に王冠を指して
その帽子、どこで手に入れたんだい?」

2.キジバトを保護するプロジェクトの会合にて
「人間より猫の方が鳥を多く殺している。どうだろうスローガンは、猫を殺して鳥を守ろうにしないか?」

3.記者にソビエト連邦を訪問したいか質問され
「ロシアにはとても行きたい、まぁ野郎どもが私の家族の半分を殺したんだけどね」

4.最も古いエチオピアの美術品を見せられて
「我が娘が学校から持ち帰った図工の作品に見えますね。

5.中国訪問時に、留学しているイギリス人学生に対して
「ここに長くいると、目が細くなるよ」

6.北京に来た感想を聞かれ
ゾッとする

7.エルトン・ジョンの歌を聴いた感想を尋ねられ
「マイクをオフにしてくれると、もっと良かった」

8.オーストラリア訪問時に先住民の子孫に対して
「まだを投げ合っているのですか?」

9.パプアニューギニアの探検から帰国した男性に対し
「なんとか食べられずに済んだんだね」

10.ケニア訪問時に、ケニア人通訳に対し
あなたは女性ですか?

11.西インド諸島を訪れた際に、現地の人に対して
「あなたがたのほとんどは、海賊の子孫なんですよね?」

12.打楽器バンドの演奏中に聴覚障害者に対して
「耳が聞こえない?このバンドの近くにいたら、不思議じゃないですね」

13.ハンガリーにて、ハンガリー在住のイギリス人に対し
「あなたは長くここには住めないだろう。ビール腹じゃないからね」

14.80年代不況のデモを見て
「国民は、我々の生活にはもっと休みが必要だと言ってたくせに、 今度は仕事がないなどと文句を言っている」 

15.将来の夢は宇宙飛行士だと語る子供に対し
「君は太りすぎているから無理だろうね」

16.スコットランドで自動車教習所の教官に対して
「どうやって免許取得試験中、スコットランド人は酒を飲まないようにするんですか?」

17.ドイツに英国大使館ができた時のレセプションにて
膨大な場所の無駄

18.風力発電の会社幹部に、風力発電の素晴らしさを説明された際に
「君はおとぎ話を信じているのか?風力発電は全くの役立たずで、完全に補助金をあてにしていて、恥知らずも甚だしい」

19.自身の著書の中で
「生まれ変わったら、死のウイルスになって人口問題を解決したい」

20.スコットランドでワイヤーが切れる事故を見て
「この工事は、インド人がやったに違いない」


奔放な放言の横で、エリザベス女王が顔を真っ赤にして怒っていることもあり、それも合わせてニュースになっていました。フィリップ殿下はジョークも大好きで、出かける女王に近衛兵に扮してドッキリを仕掛けることもありました。

※吹き出すのを堪えている女王陛下が可愛いと、ネットでは評判でした。


なにかといろいろ言われた殿下ですが、なんだかんだで好かれていたのも事実で、引退となるとこれまでのような放言が聞こえてくることもなくなります。それはちょっと寂しいですね。


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